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2011年2月3日木曜日

支援者の皆さんへ

皆さんこんにちは。新しい年に入り、いかがお過ごしでしょうか。

今年は、東京地裁の判決が7月~9月に出る予定で、私にとってとても重要な年です。裁判に是非とも勝訴して、最高の年にしたいと思っています。
2008年5月、三鷹高校在職中に東京都教育委員会(都教委)の言論弾圧等の強権的な実態を社会に訴え、2009年6月に提訴して都教委と闘っています。多くの皆さんのご支援により、まったく孤立感を感ずることなく、皆さんからエネルギーをもらい、闘うことに喜びと責任を感じています。

闘いを通じて、都教委の横暴と卑怯さに私の怒りはますます大きくなっています。現職中に社会に訴えたのも、私に対する言論弾圧だけでなく、教職員や生徒に対する言論統制の意図が明らかになったからです。教育において言論の自由を奪うことは、戦前を見れば明らかなように、戦争への道につながる恐れがあるため、私は何度も都教委に対して公開討論を要求しました。都教委が正しいのか、私が正しいのか判断してもらうためにです。しかし都教委は全く応じてくれませんでした。やむを得ず、公開の場で討論するために裁判に訴えたのです。

その裁判の中で、私が絶対に許せないことが起こったのです。それは東京都教育委員会・教育委員(当時)の米長氏の三鷹高校訪問問題です。私が米長氏を批判したことを密告され、都教委から3回も呼び出され、最後には米長氏が三鷹高校を訪問することを告げられたのです。それは私に対する脅迫以外の何物でもありません。この時、私は都教委と闘う決心したのです。言論の自由が憲法で保障されている日本で、批判するだけで強権的な指導や脅迫をすることを私は許すことができませんでした。
ところが裁判の中では、都教委は米長氏が三鷹高校を訪問することを告げていないと主張しているのです。この都教委の「嘘」に私の怒りは頂点に達しました。「密告」から始まった私への言論弾圧と裁判の中での都教委の「嘘」の全てを全国民に伝え、都教委の「横暴と卑怯」の実態を明らかにしたいと思ったのです。

「それは、密告からはじまったが七つ森書館より発売(2月1日)になりました。
裁判の中で、都教委は米長氏の問題だけでなく、多くの「嘘」をついて都教委を正当化しています。子どもたちに「嘘はついてはいけない」と教えている教育関係者が「嘘」をついて良いのでしょうか。私は裁判の中で、都教委と正々堂々と闘おうと思っていました。「事実は一つ」であり、その事実から出発してお互いの主張をぶつけて、最終的に公正な判断をしてもらいと思っていたのです。しかしその前提である「事実は一つ」が崩れてしまったのです。「それは、密告からはじまった」は、私の抑えられない怒りをぶつけ、渾身の力で都教委の「横暴と卑怯」を書き上げました。皆さんにも、ぜひ読んでいただきたいと思います。読んでいただいて私の怒りを感じていただければ幸いです。

なお、裁判の日程は下記の通りです。可能であれば傍聴においで下さい。
(いずれも東京地裁527法廷
         
3月17日(木) 午前10時より全日 
・小山氏 中部センター副参事(当時)
・加藤氏 学務部課長・守屋氏 指導部高等学校教育指導課

3月24日(木) 午前9時50分より全日 
・園田氏 人事部選考課長 
・増田氏 指導部指導主事(面接官)
・田中氏 人事部職員課長
・古川氏 都立学校教育部課長

4月7日(木)午後1時30分より
・本人尋問 土肥

結審は5月頃、判決は7月~9月頃の予定。

土肥元校長の裁判を支援する会HP http://www.dohi-shien.com/html/

2011年2月1日
土肥 信雄

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