webサイトを開設しました!

土肥先生の活動日記、お宝目録、スケジュールなどのコンテンツ盛り沢山です。是非ご覧ください。
http://www.dohi-shien.com/

2009年12月2日水曜日

講演日記 - @大阪

2009年11月22日(日) 大阪市場所: エルおおさか 

時間: 午後2時から午後4時30分


 大阪での講演。私の生まれは母の実家である京都。父も三重県で関西人。
私も幼稚園から小学校2年まで大阪豊中市蛍池に住んでいました。
蛍池はその名の通り、池があって蛍がたくさん飛んでいたことをよく覚え
ています。休みごとに母の実家の京都に来ていたので、私の故郷は関西
です。したがって何事においても関西びいき。ラグビーは同志社大学。
(同志社岡監督対明治北島監督)平尾、大八木がいた同志社は強かった。
アメリカンフットボールは京大。(京大水野監督対日大篠竹監督)
日大との試合で最後に逆転タッチダウンを奪って勝ったときに選手全員
が泣いていたのを覚えています。ラグビーもアメリカンフットも関西の
方がリベラルな監督でした。競馬は関西馬。タニノムーティエの鋭い
差し足は忘れられません。残念なことにプロ野球だけは何故か巨人。
川上が好きだったのです。(しかし江川事件以来、アンチ巨人です)
というわけで関西大好き人間、相手が関西弁をしゃべるとすぐに関西弁
になる私です。

 参加者は教員が多く、講演を始めると皆さん真剣な眼差しで聞いて
いました。驚いたことに、大阪でも、首席制度(東京の主幹制度)の
導入、君が代不起立者に対する処分の開始、教員評価制度の導入と、
まさに東京都教育委員会が行った事と同じことをやってきているの
です。皆さん真剣になるのはあたりまえで、東京都の動向に非常に
関心を持っているのです。やはり知事が橋本知事に代わってから加
速されてきたのでしょうか。とにかく東京の石原知事と大阪の橋本
知事は仲良しですからね。

 とにかく管理強化をはねかえすためには、生徒、保護者の支援が
絶対に必要です。とにかく生徒のために汗をかくことで、生徒、
保護者は支援してくれるはずです.


― 集会参加者の感想 ―


土肥さんの明るさ、元気さ。とても大切なことだと思いました。
多くの人は、このことによって、励まされ、勇気づけられること
でしょう。職員会議は、上からの意志通知機関だ。――との通達が
なされたと、TVの番組で知り、これは、G・オーウェルの「動物
農場」ではないかと思いました。一連の向こう側の動きは、揺り
戻し、反動――との言葉が印象的でした。勝ち取った権利に安住し
ては行けないとの発言をよく覚えておきます。


感動と怒りで胸が熱くなりました。権力を持つ者のずるさ、卑怯、
それに抵抗するのは、人と人とのつながりなのでしょう。「校長
先生、大好き」といってもらえるのは、教師としての最大の喜び
なのだと思います。人はひとりでは弱いものですが、「生徒のた
めに」という思いが、勇気を与えてくれます。僕自身が出会う若
者たちの未来のために、僕自身の権利と自由のために、僕も許せ
ないものに闘っていこうと思っています。勇気を与えていただき、
ありがとうございました。


ビデオで見た生徒に対する明るさ元気さそのままに、今日私た
ちに話をしてくださった土肥さんのおかげで、ちょっと暗くしず
みがちな私も、ずいぶん元気をもらいました。都教委の卑怯な
やり口(大阪も同じですが)に改めて怒りを抱くと共に、明らか
にひどい不当な事柄に私たちが声を上げることによって世間に
明らかにされるであろうし、そのために声を上げていきたいと
思います。


こんな、反権力のエネルギッシュな教育者は、めったにいま
せんね。なまでお話を聞いて、元気をもらいました。
具体的な事例が多く、とてもわかりやすいお話でした。特に米長
を天敵としているところがとても共感できました。都教委のあま
りにも強圧的なやり方に、いったい今は何の時代なのかという気
になってきました。戦後、民主主義が憲法で定められ、少なくと
も建前では、人権の尊重が言われているにもかかわらず、それを
かなぐり捨てて、管理・支配に走っていることが恐ろしいと思い
ました。


青春ドラマに出てくるような熱血先生だという印象でした。
今の時代、自分よりも生徒という教育者はなかなかいません。
こういう人もいるんやなあと思いました。


はじめのドキュメント映像で、生徒が校長をしたうところや
土肥元校長が卒業式で言う練習の場面や、離任式の卒業証書の
ところなど、号泣してしまいました。こんなにも生徒達と向き
合い「どんな場でも自分の意見を言える立派な大人になってほ
しい」というメッセージを貫き、実践される土肥元校長の姿に、
私の弱さまでも指導されました。ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿