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2010年9月13日月曜日

講演日記(17) ― @北海道・十勝


2010年9月8日(火) 北海道 十勝
場所: 北教組 十勝支部 


 北海道での初めての講演。いよいよ北海道デビューです。参加された皆さんを見て、少し嬉しくなりました。こんなことを言うと怒られそうですが、私の講演会はどちらかというと年配の方が多いのですが、今回の講演会は若い人が多かったからです。私は今言論の自由のために都教委と闘っています。しかしいつも言っていますが、正直言って私自身は言いたい放題で言論の自由はありました。今闘っているのは、これからの若い教員の人達の言論の自由がなくなると困るからなのです。
 講演が始まると、いつも以上に真剣な眼差しで食い入るように聞いてくれていましたので、私もいつも以上に力が入りました。正直、少し笑いが入るようなところも、真剣に聞いているので、こちらもあまり冗談を言ってはいけないなと自制しました。(あれで自制してるのかと思わないで下さい。笑い)
 終わった後アンケートを書いていただきましたが、そのアンケートを見て、真剣に聞いていた理由が分かりました。北海道も現在進行形で管理強化が行われているようです。北海道の人にとって東京の出来事は「対岸の火事」ではないようです。
 執行部の方が最後に「今回の講演会のアンケートはいつもの倍ぐらい集まった」と言ってくださったことがとても印象に残りました。

参加者の声


 大変参考になる講演でした。このような会を、ぜひ大きな会場で実施していただければ良かったなと思いました。(できれば、うちの町教委にも招待状を出していただいて…)
 土肥さんのことはテレビで見ました。あの厳しい東京都で意志を貫き通していることに感動しました(離任式の卒業証書はもらい泣きしてしまいました)。しかし、今もなお、闘っていたことを知ってびっくりしましたし、そのエネルギーに、さらにびっくりしました。「権力は腐敗する」ということばがありましたが、東京都のもの凄さがわかりましたし、今、北海道もひどい弾圧になりつつあり、対岸の火事ではありません。
 今日のお話、腹の立つような事実でしたが、土肥さんの話はとても楽しく、「力」をもらいました。ありがとうございました。
 とてもおもしろかったです。久しぶりに「聞きたい」学習会でした。組合…大変だけど、東京都みたくなってほしくないのでがんばらなきゃな~と…ちょっと思いました。たしかに教委はへんな人が多いように思います。イヤなら私立に行け!という校長もいましたが…。
 土肥先生、がんばって下さい!うちの職場はとても楽しく、職会も自由な話し合いですが、東京の話を聞いておそろしく思いました。ガンバルゾ~。
◎ 立場と圧力のジレンマの中ですばらしい教育を行ったこと、感動しました。不当な圧力にめげず闘い、勝利してほしいと思います。職務命令の件、推薦書、卒業式の件など、まともな考えの人のすることとは到底思えません。教委のおかしな点など、声を大きくしていくことで世論から変えていけると思います。がんばってください。
◎ 元校長先生という立場の方で我々の活動に理解ある方がいてくださるということがわかったこともうれしく思いました。
◎ 子どもたちがいつも幸せに生きていけるように、子どもたちが自分の意志で自由に選択できるように、現場で私たちが自由に発言できる場が大切なんだなと、大変勉強になりました。
◎ 都教委ってすごいなぁ(悪い意味で)とは思っていましたが、今日のお話を聞いて、そのすごさが少しだけですがわかった気がします。生徒のためにということで、大きな敵にも立ちむかえる行動力がすばらしいです。私も微力ながら応援したい気持ちになりました。お話ありがとうございました。
◎ 土肥先生の講演だと聞いて楽しみにしていました(道新で紹介されていた本も読みました!)。もっとたくさんの先生たちにも、管理職にも聞いてほしいと思いました。「現職のうちに声をあげなければ…」という勇気のある行動に感動しました。
◎ 興味深い話ばかりで、あっという間に講演が終わってしまった感じです。言論の自由、通報制度など、考えさせられることが多いので、もっと沢山の組合員に土肥先生の話をきいてもらえたらいいなと思いました。すごく勉強になりました。
◎ 1番を「子どものため」という考えにとても共感しました。学校が誰のためにあるのか、世の中がもっと考えられたら、教育界も学校ももっとよくなると思います。
◎ 職を賭してまで、生徒のためにポリシーを貫き通した土肥先生。とても感動しました。こんな校長先生がたくさんいてくれたらいいなと素直に思いました。世の中、理不尽なことばかりですね。これからも、土肥先生の生き様を色々な人に伝えていってほしいと思います。
◎ 子どもたちからのメッセージやお話を聞いて、私も元気をもらえました。教員としてまだまだの私ですが、勇気ある行動に力がわいてきます。ありがとうございました。
◎ 改めて、正しいことを正しいと言える環境は大切だと感じました。そのためには、まずは正しいことが何かを判断できる力が必要だと思います。今日の話を聞いてパワーをもらいました。自分を見失わず、これからもがんばりたいと思います。
◎ 土肥さんの熱い話、大変おもしろかったです。最近熱い管理者、見ないですからね。管理者が熱いと、こっちも熱くなれます。内容については、ニュース、新聞で聞くことばかり、いろいろな話が次は北海道か…と、ゾッとなりました。そして、東京の話がまったく遠い話には聞こえなかった事も驚きでした。
◎ 昔の都教組を知っている身としては、一人の独裁者、石原都知事の存在だけでこうも変わるものかとつくづく情けなく思っていました。都教組を批判するのではなく、我々も通るかも知れないという、つらい現実として。講演を聞いてその感を深めましたが、一人ひとりは弱いから、皆で支え合うことが本当に大切なことだと再確認しました。本当に教師がものを言えない、教師の言論の自由がなくなれば、必ず児童・生徒の言論の自由も奪われ、日本は滅びの道へ進むと実感しました。
◎ 生徒の書いてくれた色紙、土肥さんの素晴らしさ、教育活動の信念が根づいていることを証明してくれています!!
◎ 元校長という方が組合の後援会で講演されるということは今までにないことで、大変勉強になりました。職員会議での言論の自由が弾圧されているということでありますが、十勝の学校でも、だんだんそのような状況に近づいていると思います。しかしながら、会議の時間も限られていて、また時間をとるのも大変だから、意見を言うのも面倒に感じることもあります。でも、不当な権力の行使や弾圧には闘っていかなければならないということを改めて感じました。
◎ ありがとうございました。大切なものを学ばせてもらいました。がんばってください。毎日、いろいろなことに流されている自分が恥ずかしくなりました。言論の自由ってとっても大切だと思いました。
◎ なんとなくしか知らなかった東京での様子を具体的に話していただき、とても衝撃でした。認められないものには、絶対ダメだと言えるのはとても大変なことだと思います。でも、子どものために大切なことだと感じました。
◎ 都教委の現状や私たちに勇気を与えてくれる話をユーモアを交えて話していただき、大変有意義な時間を送ることができました。ありがとうございました。

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