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2010年1月19日火曜日

第4回口頭弁論と報告会

年明けの1月14日、「学校に言論の自由を!」裁判の第4回口頭弁論と報告会が行われました。



[裁判

裁判そのものは2分で終わった。
開廷してすぐに裁判長が都準備書面(2)が提出されたのを確認して、都側に「何か言うことはありませんか」と質問し、都側も「特にない」と発言してそれで終わり。次回の日程は3月11日(木)午前10時から。606号法廷。





[報告集会


その後隣接の弁護士会館で報告集会を行った。
最初に土肥元校長が挨拶。「都側の反論はいつも早く終わる。都教委には説明責任があるのに、肝心なところについて全く説明しない。そのような都教委の姿勢を皆さんに考えてもらいたい。」



吉峯弁護士:

今回の都の準備書面では次の3つが書かれている。
1. 原告主張の1~7についての反論・・=>当方は事実関係を各項目について争う。
2. 本件不合格処分について・・・=>土肥元校長が生徒・保護者・同僚から得ている高い評価をみると、校長の適性について疑う余地のないことは明らかで、都の低い評価は「はじめから不合格にするための恣意的なものと言わざるを得ない。
3. 消滅時効(不法行為が成立しているけれど時間が経っているので不問に付す)について・・=>消滅時効の主張をしてきているのは都側が不法行為の成立について不安になっているためか。
今後憲法的観点や教育学的見地から学者の鑑定意見書を提出したい。すでに3氏に依頼している。




土肥元校長:

都教委の反論は事実と違う。なぜ事実を認めないのか。(具体的事実を列挙)。提出資料の高橋史郎氏のサンケイ新聞コラムについては、どうして都教委のように解釈できるのか。彼は校長の意思決定の参考のために職員の意向を聞く採決・挙手は構わないと言っている。
都教委に「個別的職務命令を発することと、卒業式の適正実施とどちらが重要か」と質問したら、職務命令だと答えたのには呆れた。都教委は自分の命令に従わせることの方が重要で、その結果が招く事態についてはどうでもいいのだ。私は都教委のロボットになるために校長になったのではない。人間として生徒に接していきたいから校長になった。ゆえに当然校長の人権も尊重されなくてはならない。
(参加者約45名)



次回法廷は3月11日(木)午前10時。
東京地裁606号法廷

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