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2010年3月6日土曜日

講演日記 - @横須賀

講演日記(13)

2010年2月26日(金) 神奈川県横須賀市
場所: ヴェルクよこすか 
時間: 午後6時30分から午後8時30分まで


 今回の講演は、2000年12月に横須賀市の弁護士、学者、労組役員OB等が
呼びかけ人となり地元の平和を求める市民団体32団体と27名の個人が立ち上げ
た「教育の場における【思想・信条の自由】を考えるつどい」実行委員会が主催
する第10回目の集会でした。講演の依頼は実行委員会参加団体の(さんきょうそ)
からでした。三教祖の正式名は三浦半島地区教職員組合です。私にとっては忘れ
られない名称です。私が教員として出発したのが、神奈川県寒川町の旭小学校。
その地域の組合が湘南地区教職員組合(寒川町、茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市)。
この湘南教組と三教組は、神奈川県教職員組合の「でべそ」と言われ、神教組の
中の暴れん坊として有名で、とても仲が良かったのです。
 その意味で忘れられないのです。
 とにかく神奈川は様々な問題で東京の追随をしているため、東京の動向に非常
に敏感になっていることが感じられました。特に「日の丸・君が代」については
不起立教職員名の収集に対し第3者機関である「個人情報保護審査会」が不適当
であると答申したにもかかわらず、県教委は氏名収集を継続するという異状な
状況だからです。したがって私の講演内容に非常に興味を持っていることがひし
ひしと伝わって来ました。とにかく都教委の暴走を食い止めないと大変なことに
なるという思いと、絶対に裁判に勝たなければならないという強い意志を持つ
ことが出来ました。
 講演が終わった後の懇親会も、楽しい時間をすごすことが出来ました。
 皆さんありがとうございました。
                               

参加者の感想

◎自分の組合が争議団等のかかわりで「日の丸・君が代」処分の先生との交流があり、都庁へ行って教育委員会の申し入れや要請の大衆団交にも参加したことがあります。その際の教育委員会代表(広報課長ら)の対応にはあきれてどなりつけたほどです。

◎土肥先生の子どもを戦場に送らないために言論の自由をまもるという筋の通った生き方に感動いたしました。先生お一人をりっぱだと感心してばかりでなく、より多くの人間が後に続かなければいけないと思いました。

◎以前、偶然、土肥さんが出ているテレビを見て、今回の講演をとても楽しみにしていました。教育者に必要な勇気を分けてもらえたように思います。応援していますので頑張ってください。

◎「日の丸・君が代」に対する思い・考えが自分自身には特になく、まずは学ぼうと思い本日の会に参加させていただきました。土肥先生のお話を聞き、上からの強制をされていくということが自分や職場の意欲を無くさせていくことにつながる恐ろしさがよくわかり、良い勉強になりました。

◎若い組合員が増えています。もっとたくさんの人たちの集まる集会であったらよかったと思います。また、未組の人たちにも聞いてもらいたい話でした。今日のDVDは以前テレビで見ました。土肥先生を三教組としてもっと支援していいのでは?新しくやってきた校長が卒業証書授与を壇上に戻そうとしています。職場会で意思統一をはかり、がんばります。

◎校長の立場でこのような考え方の人がいることを新聞で見て驚き、現場の教職員がエールをもらった気がしました。その方の講演を本日聞くことができ、とてもよかったです。  勇気と元気をもらいました。ありがとうございました。

◎もともと興味があったので参加しました。明るく元気で話が明快な土肥さんのファンになりました。学校現場のあり方について考えるよい機会にもなりました。神奈川も東京のようにならないか心配です。岩波の本を買い、職場のみんなにも話して話題にしていきたいです。今後の土肥さんの活動に注目していきたいです。日頃の疲れも吹っ飛ぶ楽しいお話でした。

◎土肥先生のお話を聞けて良かったです。言いたいことを言えない人が多い中、すばらしいですね。子どもたちのため、教員のためがんばって下さい。お身体に気をつけてください。

◎抵抗する教師の存在が生徒への最高の民主主義の教育。その教師が抑圧されない社会が民主主義社会、こういう社会の回復をしない限り、教育は空洞化する。すでにこれははじまり若者の学習意欲は減退している。日本がこのままでは崩壊する。

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